初めてのお買い物、千曲川源流コース
小屋開けからゴールデンウィークからの積雪状況も書かず、今さら登山道の状況です。
細やかに状況更新するつもりがこの体たらく…。覗いている方がいましたら、すみませんでした。
今日、シーズン初のお買い物に千曲川源流コースを往復しました。
雪や凍結箇所が出てくるのは、コース上の真ん中辺りにあるナメ滝から15分くらい行ったところ。
アイゼン履くのもなんだかなあ〜と思う感じですがイヤらしい箇所もあり。
陽のよくあたる右岸は土も見えてますが木陰にはまだ雪が残ります。
源流まであと30分位のところからはしっかり雪。
今日はズッコズッコに潜りました。昔のゲーム『黒ひげ危機一髪ゲーム』よろしくドキドキしながら歩きつつ「ズコッ」と潜るとガッカリ。
源流。
ここからの腐った雪道の急登。やはりズッコズッコでした。
長靴の中もグッチョグチョ。積雪は30cmから、吹き溜まりでは70cmあります。
息を切らせて縦走路に出ると雪はなく、ホッとしたのもつかの間、すぐに腐れ雪。気温が高い日はやはりズッコズッコに踏み抜くですね。
山頂直下の急登を越えれば森林限界。
遮る物もなく、お日様サンサンなので雪は無し。
で、樹林に入れば小屋まではまた腐れ雪…。
そんな千曲川源流コースです(5月17日現在)。
アイゼン、スパッツ、ストックもあると楽。腐ったザラメ雪はうっかり転んでてをつくと怪我をします。手袋は必ず。今朝の気温は1℃。防寒具もね。
鈍った身体もありますが、疲れた…。
強い寒気の影響で、午後から雷雨もあるかもと必死でしたが、幸い雨に震えることもなく、雷に怯えることもなく小屋に着きました。
そう。5月17日。
11年前の今日、自作の背負子に荷物をくくりつけて甲武信小屋の扉を開けたのでした。あのときは戸渡尾根から。
不安と心配を交錯させながら喘ぎながら登ったっけか。まだ初々しかった。
もう11年。
まだ11年。
どちらにしろふてぶてしくなったもんだ。
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