さて、喰われたときです。ここは重要!
なんせたまぁに「ちくっ」としますが、ほとんどが気付かぬうちに喰われています。
しかもすぐには腫れずに、1日〜3日後にワラワラ腫れてきます。
ちなみにこの「喰われる」。
ブヨは、蚊のように針のような鋭い物で刺して吸血するのではなく、皮膚を噛みちぎって吸血するそうです。野蛮です。
喰われたら早めの処置を施せば、バカみたいに腫れずに済みます。
毎年、しかも今現在何カ所もバカみたいに腫れている私が言うものなんですが、これには方法があります。
まず、「ん?なんか痒い・・・かな?気のせいかな?なにかに喰われたかな?」
と思ったら喰われています。蚊に喰われたよりも小さく、きにもならない程度の僅かなかゆみ。
ここが最大の別れ道です!
大抵は「何でもない」とスルーして、次の日にはみるみる腫れてきて「わー!喰われたー」と後悔します。
この時点で「ん!?ちょっとまてよ!おかしいぞ?」と思えばしめたもの!
先ずは素早く毒を体外に出します。
医療関係の方ならば、ここでまず患部を洗浄、消毒し清潔な脱脂綿等で…云々、となりますが、私は小屋番なので割愛します。
毒を吸引するには市販の「ポイズンリムーバー」が効果的です。
これで痒み始めた箇所を複数回吸引を繰り返します。
で、手早く冷水で洗い流します。
ポイズンリムーバー、私も持っていますが大概使いたいときには何処に仕舞ったかわからず。
でもそんな時、又はポイズンリムーバーをお持ちでない方の場合。
喰われたであろう箇所をおもいっきりつねくります。刺さったトゲを押し出すが如くです。
毒を押し出すようにおもいっきりつねってください。爪を立ててつねるのも良いです。患部は傷付けないようにギュ〜と!
そしたら素早く冷水で流し、ステロイド軟膏を塗ります。
まったくもって原始的ですが、これでほとんど腫れる事はないでしょう。腫れてもMAXの半分以下で済みます。
ここで疑問に思いがちなのは、腫れなかったのは処置の為でなくただ単に「喰われていなかった」「気のせいだった」と思ってしまう事。
このように思ってしまったら、数日後にブヨに喰われて腫れまくり後悔する事でしょう。どうか自分を信じましょう。
この手の虫に喰われて腫れてしまったら、一週間近くは腫れが引きません。
また、ブヨの場合は喰われた跡が1〜2年、またはもっと残ります。早めの処置が貴女の美貌も守ります。
薬は病院で処方してもらうステロイド軟膏が効果的。
でもあくまでも腫れ上がる前が絶対の効果があります。腫れ上がってからでは焼け石に水程度。
また「かゆみを押さえる」だけという意味では市販のかゆみ止めも、掻きむしらずにすむので有効です。
ちなみにステロイド軟膏は多少の副作用もあるので、多量、または広範囲の使用は避けてお医者さんの言われた通りに使いましょう。
腫れるとかなり熱を持つので、氷またはアイスノンで直接冷やすのも良いです。
以前、腫れ上がった腕にアイスノンを巻いて冷たいのを我慢していたら、かゆみはもちろん腫れも幾分引いた事がありました。
でも冷たくて痛いけどね。
さ、長々書きましたが参考になったでしょうか?
一番参考にしなきゃいけない人が、これを書いている訳ですが・・・。
ブヨさん、今年はお手柔らかに。頼みますよ。
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