信州の音、秩父の唄、四つ足の夜

きーちゃん

2013年03月23日 23:31

ずいぶん久しぶりの更新になり、いつの間にか3月も後半に入ってしまった。
4月の声も聞こえてきたこの時期、心の中は複雑・・・。
そろそろ小屋番モードに切り替えなくちゃ。里でやりたい事ややれねばならぬ事はまだあるけれど。
4月からキナコは保育園に通う事になり、Nちゃんは仕事を始める事になった。
生活も一気に変わり、私は山へと逃げて行く・・・。いや、逃げてないけど。
今年の甲武信での生活はどんな風になるだろう。どんな出会いがあるだろう。

一昨々年だったか、小屋で知り合った安曇野に棲む山岳ガイドの方。赤沼千史さん。たまたま甲武信に宿泊し、恒例の夕食後のDVD鑑賞。
徳サンの映像に私が音楽のそのDVDを観て「君がギター弾いているの?」と声をかけられた。話しをすれば赤沼さんもギターを弾くという。しばしギター談義。
ならばと楽器を持ち出しセッションが始まった。
たしなむ程度を遥かに超えたギターの腕前にビックリした。
二人してお酒でかなり回っていてフレットが二重に見えていたけど楽しいひとときだった。
それから甲武信に来てくれればお酒とセッションは欠かせない仲になった。
話しをしていくなかで赤沼さん自身、山もさる事ながら音楽が生活の一部という事を知った。そして『プレイトーンズ』という二人組で音楽活動をしている事も知った。
しかしこの赤沼さん、山はプロだし、ギターもプロ並み、背は高くニヒルな面持ちで、おまけに蕎麦打ちもプロ並み。
ん・・・・、しゃくに障る(笑)!

今年の年末年始の営業後、安曇野に棲む赤沼さん宅にお邪魔をさせてもらった。
自宅には本人が手がけた音楽スタジオがある。なんちゃってではなく本格的なスタジオ。それだけで音楽に対する勢いを感じてしまう。
その晩プレイトーンズのメンバー、安藤のりおさんも来ていただいての三人のセッションは深夜まで続いた。赤沼さんのギターもスゴいが、安藤サンのギターもスゴい。そんな二人に怖じ気づきつつ負けじと弾いた。音を外そうが邪魔だと思われようが弾いた。練習不足の左の指がヒリヒリしてちゃんと押さえられない。情けない事この上なし。でもそんな音の渦の中に居られた事が幸せだった。

声がかかればコンビニでも演奏するプレイトーンズのふたり。
前振りが長くなったけど、東京の四谷コタンでライブをします。
いつだったか「東京で何処かいいところない?」と言われて思いめぐらし、思いつくのはコタンしかなかった。
私も長い事出演させてもらっているコタン。店長も相談に乗ってくれ日程も決まった。普段のブッキングライブではなくプレイトーンズとのツーマンライブにした。

そこで甲武信音楽祭で異才を放ったロドリゲス・スワこと秩父在住の諏訪尚サンにも声をかけた。前々からコタンに出てみたいと言っていたし、長い付き合いなれど諏訪サンとの二人っきりでのステージは初めて。『スワッチ&キタッチ』という中学生でも付けそうにないユニット名での初コタンだ。
プレイトーンズもそうだが諏訪サンの唄も是非聴いてもらいたい。


『信州の音、秩父の唄、四つ足の夜』
3月29日(金)
四谷コタン
開場19:00
開演19:30
料金2000円+ドリンク別途
出演 プレイトーンズ、スワッチ&キタッチ


是非聴いていただきたいです。



宣伝の割には前置き長過ぎたな。
しかも遅いな・・・。




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