千曲の道、初ボッカ
今日は今シーズン初ボッカ。予報は雨。
小屋に戻るまでもってくれたらとか、買い物中にザッと降って止んでくれたらとか。淡い期待で薄曇りの中出発。
気温は0℃。
程よく絞まった雪面が心地いい。
結局、下山半ばでカッパを羽織ることに。気温も高い。雪になることはないな。雨。
ああ…。
でも気分は悪くない。
うん、気持ちいい。
小屋から山頂までは雪の下の氷が露出しています。アイゼンあれば問題なし。
頂上付近は日当たりよいので雪は無しですが樹林に入れば30〜60cmの積雪。
まだこの時期ならばトレース外さなければ踏み抜きもなし。
あともう少しで「ズボッ、ズコッ」と踏み抜く時期がやってくる。
いやだいやだ。
稜線から心地よい残雪の森を下りきれば千曲川水源。
50cmくらいかね。今年は少な目。
僅かに顔を覗かせる水源。
水の音はしない。森のあたまをぬける風の音しか聴こえない。
程なく下れば流れが顔を出します。
源流コース右岸は陽当たり良いので雪融けも早い。
四季を問わず魅せてくれる千曲川源流の道。
ナメ滝。
ナメ滝付近は凍結箇所もあり。慎重に。
ナメ滝からしばらく下るとピタッと雪がなくなる。
その先は凍結もまったくなかったですね。
まだ色の少ない初春の雨の森。
これもまた良いですな、御隠居!
あの、この文は下山しながら書いているので登りの方は逆さまに読んでください。
追記
荷を背負い登り返し道中、早くも膝くらいまで何度か踏み抜きました。
いやだいやだ。
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