ヴィオパーク劇場
松本市の山の中にある、松本付近にはびこる表現者たちの溜まり場の様な空間、ヴィオパーク劇場。
基礎を持たない建物は太い丸太が土に突き刺さり、中に居ると何処までも広大な空間と思わせる建物だった。
壁も、柱も、建具も、屋根も、なんだか意識を持っているように感じた。
と、ずいぶん大袈裟な会場描写だけど。
4月22日~23日で催された「ヴィオパーク劇場夜桜パフォーマンス」に行ってきました。
てか、立ってきました。
知る人ぞ知る、だけれども、俺自身よく知らなかったけども、数年前からその場所は知っていて、何となく、いいなあと。
山小屋の頃に知り合った音楽仲間の、山岳ガイド赤沼さんに「やらないかい?」と声かけてもらい、得たいの知れないその舞台に立ってきました。
十数組の出演者達が二日に渡りイベントを盛り上げる。
音楽もカンツォーネあり、ブルースあり、サイケあり。
その他にインド舞踊があったり、落語があったり、とにかく目まぐるしい。
甲武信小屋学芸会をふと思い出してしまった。
出演は早めで、後はゆっくり楽しめた。
真っ只中ではあまりあまり感じなかったけど、トリの演者を観ていたら、大きな、得たいの知れない大きな者の、胃袋の中にいるように感じました。
今、数日経って、不思議なあの建物の事がしきりに思い出されます。
ざわざわした晩でした。
やはり、外に出なくてはな。
少しは写真を。
インド舞踊。初めて観たけど楽しめた。
リハ前。
グランドピアノでブルースも。
出演者に配られた手作り弁当。
感動。旨かった。
なんか、あんまり写真撮ってないなあ。
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