1月26日〜2月1日。
予備日含めて一週間、サンデー毎日の私とは違いこの不景気の中に休暇を取ってくれた
mobydick(以下Mさん、打つのが面倒くさい)さん、私もつられてモチベーション上がります。
瑞牆山荘〜金峰山〜国師岳〜甲武信岳〜雁坂峠〜将監峠〜雲取山、予備日含めた一週間。特に金峰〜雁坂間は涙目のラッセルが予想されます。
無駄な装備が無い様、幕営装備、自炊道具等の共同装備は綿密に、かつザックリと打ち合わせしました。
無駄な装備で荷が重くなるならその分、酒や食料の充実を。基本です。
さあ、気合いも入りまくりの前日25日。
私は・・・、四谷でライブをしていました。
気合いも入りまくりの前日25日。
ライブ打ち上げも早々に帰宅するはずが・・・、いつのよりしっかり打ち上がっちゃいまして・・・、終電のがし・・・、タクシーで帰宅・・・、テンション上がり火照った体でまた更にクピッと・・・。
んで寝坊・・・。
8時半に韮崎集合。
9時にMさんの電話で起こされました。
やっちゃた!
私の顔は青ざめ、Mさんは顔を赤らめていたでしょう。
これからフルマラソンを走るという時に犬の糞を踏んでコケる様な・・・、はたまたルマン24時間耐久レースでレーシングカーに乗り込む直前に転んで車体に顔を強打する様な・・・、そんなさい先の良いスタートとなりました。
本当にすみませんでしたー。
では、ザックリ端折ってレポします。
韮崎に3時間以上遅れ合流。
そこからタクシーで瑞牆山荘へ。13時過ぎ重たいザックを背負い出発。
巨岩、大日岩の上の分岐でコース上の問題で(寝坊の問題)15時過ぎ、早々テントを張り泊。
夕日がきれいでした〜。
次ぐ日、初めのピーク金峰山へ。
ど快晴に心弾みます。
アイゼン(鉄の歯がたくさん付いた滑り止め)からワカン(カンジキ)に履き替えヨッタヨッタ進みます。
出発してから3日目、我が職場近くにようやく到着。
甲武信岳山頂直下。
ここで約半分まで来た気分。
我が職場はこんな感じ。この時期にしては雪が少ないですな。
寒々しくもこれぞ冬!的な景色です。
誰も歩いていない(まあ当たり前)雪の登山道は気持ちいいー!でも辛い!
3日の出発時に自分のザックに付けたワカンの角に膝を強打。
ものすごく痛かったけど気にしないで歩きました。
この日に泊まった笹平避難小屋でまともに歩けなくなり、ここで全て終わりかとしょんぼり。
去年12月に行った
妙な場所で購入した手ぬぐいに雪を巻いて腫れた膝を冷やしました。
外はゾッとするくらいの素晴らしい月夜。
次の日、膝の腫れも引いて再び雪の中を歩きます。
おはようー!って叫びたくなる様な景色。おはよ、富士山。
雁坂峠到着。なるほど〜。
4日目、なんとなく思った事、Mさんと話した事は・・・、「ひもじくないね」。
山に数日入るとたいてい3日目辺りから「アレが欲しいこれが食いたい」となります。頭より体が欲するのです。
今回はさほど思いませんでした。まっ、それだけお互い重くとも旨い物を担ぎ通した訳です。
でも、酒はひもじかったなあ・・・。
この日は将監峠に泊。
いよいよ先が見えてきました!
5日目、一応の目的地の山「雲取山」への行程です。
はっきり言って私はヨレヨレでした。ヘッドライトで歩き出す最後の日です。
連日8時間〜10時間の行動。
バテバテです・・・。
で、5日目の昼過ぎに雲取山頂に到着。前方に我が甲武信岳が見えます。分からないかなあ。
この日はあえて三条の湯に泊。いや、小屋泊まりではなくテント場ですが。
雲取山の山腹標高1200mに位置する山小屋、三条の湯。ここの出湯は沸かし湯なれど最高の温泉です。東京都の水源でもあるのでシャンプーや石鹸の類いは御法度ですが、是非一度浸かってもらいたいですね。
広葉樹林に囲まれた沢沿いの一軒宿、雰囲気もとてもよいです。
で、ここで湯に浸かり最後の泊。
次の日、三条から丹波山村に昼過ぎ下山。
改めて村営温泉で汗を流し、バスで奥多摩駅に向かいました。
そこで2時間程、某飲み屋で打ち上げ。
実は、3日目の晩に酒とつまみを持って笹平避難小屋に激励に来てくれたイジルさんという山仲間が奥多摩駅で再び待っていてくれて、三人での楽しい打ち上げとなりました。
今年は雪が少なく、おかげで最後の雲取まで行けましたが、積雪だけでなくご一緒したMさんや途中と最後に時間を割いて駆けつけてくれたイジルさんの力が無ければこう上手くは進まなかったと思います。
そして私が寝坊しなかったら・・・、もう少し行程的に楽だった事は言うまでもないですな。
な感じの予備日使わず無事に歩けた奥秩父縦走6日間でした。
かなりいい加減・・・端折りましたが、お山に興味のある方は今回のパートナー
mobydickさんのブログか、
ここを見て下さい。
有益な山情報では無いかもですが。
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