山の偵察と初漕ぎ

きーちゃん

2010年04月12日 23:36

もう4月もドップリ入った先日。
毎年恒例の小屋の偵察に行きました。

春の小屋開けは、大量の搬入物があるためヘリコプターを使います。んで、そのついでに小屋番もちゃっかりヘリに乗って小屋に入る訳ですが、その為に何日か前に歩いて小屋の周りの積雪等を見に行きます。・・・ヘリで楽をしている様な・・・していない様な・・・。
今回は山梨県側から一人偵察に行きました。日帰りで行くつもりで、実家により車を借りて夜中に登山口の西沢渓谷に着きました。
公共の交通機関を使うと日帰りもこの時期では難しく、その日はとっとと偵察を済ませて秩父で一泊し、去年の川流れ時と同じ地点からダッキーにて流れたい!という思惑ありまして、借りた車には山登りと川流れの道具を詰め込んでいました。

2時過ぎに西沢に着き、寝たのは3過ぎ。起きたのは5時。
眠くて頭が痒くなるくらいでしたが、ヨロヨロ山道を喘ぎ登りました。
甲武信岳登山道の詳しい状況はこちらです。ここでは端折ります。

寝不足ながらも順調に高度を上げてサクサク歩けましたが、小屋まであと数十分ってところで、先月痛めた右膝が再び悲鳴をあげ始めました。
しかも、数日前に痛めた肋骨も(私の体、なに?)更に痛くなり、小屋の偵察を早々に下山しました。
が、膝も肋骨も下山、下りにキマス。
「今日の昼は秩父のラーメン屋に行くんだ〜」なんてウキウキしていましたが、登りの倍近くかかり下山。麓に着いたときは夕方でした。

んで、涙目の下山ですっかり意気消沈し、車に積んだ我が艇「からす君」を数ヶ月振りに膨らます事なく、帰宅しました。
いや、車のアクセルを踏むのも辛かったです。
小屋番として、大丈夫なのかしら・・・。

実家に車を帰しに行った際、もちろん膝と肋骨が痛かったのですが、家の床が抜けかけていると頼まれ、狭い床下に2時間潜り床を直しました。

床を直している場合か!自分の体治さなきゃでしょ!


んな訳で、今年の初漕ぎはまだまだ先になりそうでやんす。

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