隅田川アートイベント

きーちゃん

2010年06月11日 06:58

先月の中頃、若い日帰り登山者の男性二人が、「荒川水源が見たい」と小屋に立ち寄りました。

二人の格好と言えばとても「山を歩いてる」的な格好には程遠い、「何となく来ちゃった」的な格好。
山登りは趣味ではないけど水源が見たい、という人はたくさんいます。
自分の馴染み深い川の水源に興味が出ることは不思議な事でもなく、思いは馳せるもの。
しかし実際にここまで登るとなると…、そうはいません。
もしそんな人がくる場合、所謂山登りな格好や装備なんてわざわざ揃えたりもしないし、ただ勢いで来てしまう…。
でも私はそれで良いと思いますけどね。その「チカラ」に乾杯!



で、その二人もその体かなあ、と思っていましたら「仕事」で来たと言います。

なんでも、アサヒビール主催の隅田川のイベント企画を頼まれて荒川流域を調査取材していると言います。


「…?」


聞けば聞くほどよく分からなく、まだその頃は荒川水源も雪の中。

雪が消えたくらいにまた来ると言う二人はその日のうちに下山しました。


で、6月のはじめに再び彼等が小屋に来て、そこで初めて企画の内容が分かりました。


『すみだ川アートプロジェクト、隅田川いまみらい郷土資料館』






という、アサヒビール主催のアートイベントで、ウ○コみたいなアサヒビール本社ビルが隅田川沿いにある事もあってか、今〜未来に繋がる、水源から下流へと繋がる物の展示や…、え〜っと、…、ダメだ、まだ分かってないな俺…。






で、その企画を頼まれたのが先月と今月に小屋に来た方、遠藤一郎さんでした。

「遠藤一郎」さん、全国のアートイベントや展覧会を主催し手がけ、また自身もパフォーマンスする「未来美術家」さんでした。ペンキのベットリ付いた作業着で来たものだから、ペンキ屋さんかと思ってました(笑)。



今回も、荒川上流から下流域の水を細かく採取し、それで和紙を作り、いろんな人の未来へのメッセージを書いた和紙を連凧にして揚げたり、流域の植物やゴミ等を展示したりと、いろんな催しをするみたい。

真っ白な和紙から下流に行くににしたがって黒ずんでいく和紙、見せてもらいましたが面白かったなあ。



アサヒビール本社ビル一階で行われる遠藤一郎さんのアートイベントは6月26日〜7月25日まで。
期間中無休。観覧無料です。
川の流れと移り変わり、今から未来への流れと移り変わり、興味のある方は是非!
俺も来月の休暇に行こうっと。


ささっ、夏もすぐそばまで来ています。
夏と言えばビール!

ビールと言えば「アサヒビール」!

我が小屋でも「アサヒスーパードライ」を置いています。
よし!
明日もアサヒビールを飲むぞ!
アサヒが一番!

淡いシタゴコロ(笑)。

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