嫌われ者も好かれ者

きーちゃん

2014年08月14日 21:25

小屋番のわたしは普段が山小屋で一ヶ月に4〜5日自宅に帰る生活。

帰宅すると時期によっていろいろな苦情が家族の(99%はNちゃん)口からでる。

この時期は「虫」だ。
梅雨時からナメクジが水廻りに数多くみられ、夏の風物詩ゴッキー。

庭に植えたハーブ類には芋虫が付き、部屋にはアリが列を成す。

庭があれば蚊も多い。

周りに緑の多い証拠。よいよい。


本来、山オンナのNちゃんだがどうやら自分の住処では堪らなくイヤな様だ。

虫に対してかなりヒステリックな割には、殺さずに「ぎゃーぎゃー」言いながら割り箸でつまんで庭に放り投げている。
また部屋に入ってくるのは解っているだろうに。
もしかしたら、そんなプレイを楽しんでいるだけかも。



今回の休暇で数年前から気になっている方の家に家族でお邪魔した。

この日は旦那さんは留守。旦那さんも素敵な方。

「家族の写真を一枚撮らせて」とパシャリ!


すごく微妙。訳ありの一家の様なまとまりの無さだが実際はそんな事は無い。楽しい一家。


家に入って本棚に眼をやると。


ははは!きたきた!

更に眼を移すと。


普通に置いてありますな。
改めて芋虫を詳しく説明されるとなかなか面白かったり。

ここから楽しさも(恐ろしさ)も加速。


まじっすか!

しかも


アブラゼミは一押し!かなり旨いらしい!

この他、虫料理のレシピ本があったり。

すごいっす。


嫌う人もいれば好く人も居る。

いやと思っていれば好きになる事は無く、知る事によって心の小窓を僅かでも開けるきっかけになる。
相手を知れば慈しみも生まれる。
知るは愛なり、愛は知るなり。

何かが変われば楽しいかと、そんな家に家族を連れて行ったが、今日もNちゃんは「ぎゃーぎゃー」と芋虫をつまんでは庭に放り投げている。

いや実際、好きになられても困るんだけどね、俺的には。


今回の面白い方は、樹木医の岩谷美苗さん。
こんな本も書かれていて本当に面白い。


ブログも面白い。こちらね。


昼飯時に伺って、チキン南蛮をごちそうになった。
すんごく旨かったが、「もしかしたら虫が入っているのでは」と探りながらドキドキ食べたのは言うまでも無い。



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