暖める生活

きーちゃん

2018年03月26日 09:36

北杜市に来て約1年。

山小屋の生活が長かったせいか、田舎に棲むなら薪を扱えたらと思い、部屋の中以外にも薪ストーブを置いた。


時計型ストーブ。主に湯を沸かしたり味噌汁を作ったり、時には煮込み料理や米も炊く。
とても便利だし嬉しい火気である。

これがあるからと、プロパンガスを入れずにカセットコンロで生活していた。



越す前から使っていたから約1年半頑張った火子ちゃん。

カセットコンロは便利だが空ボンベがたくさん出る。
ごみを増やして罪悪感もあるけど、目に見え増える空のボンベは節約を心がけざる得ないので、その点では貴重だった。
朝の忙しいときはこのカセットボンベが全て。


薪ストーブやカセットボンベのお陰でいろいろ考えさせられた。

とにかく普段何気なくする「暖める」「焼く」「煮る」等の行為の凄さ。

ガスならその様にボンベの空が貯まる。

電気は大きな大きな施設で電気を作り遠いところから運ばれる。たくさんの犠牲を払ってね。

ならば薪は、やってわかるがとても労力がいる。お金をかけないためなら尚更。
薪をくれると聞けば軽トラを走らせて運び、チェーンソーで玉切り、斧で割り、それを積んで長い時間乾かす。


そんな生活に疲れが出たか、最近腰が痛くて。

不甲斐ない夫の代わりに斧を振るう妻。


ほとんどやったことがないので仕方ないが、割れない。


簡単なようで難しいよ。


そして何気に薪を積むのもコツがいる。



積んだ次の日。

とても大変である。


そしてこちらは。

遂にガスを入れた。

今までのカセットガスの経験から、チビチビ節約をすることは揺るぎそうもないので、ガス導入に踏みきった。


ありがたい。


どちらの炎も大切にしたい。





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