台風19号のあと
昨夜から激しくなった台風19号による雨。
今回はかなり警戒していたせいか、激しい雨もさほどのものには感じず。
風も強くなかったし。
今朝の気温は5度。
雨も上がり台風一過のスカっ晴れ!
かと思いきや、ガスに包まれた真っ白な窓の外。
しかも雨もシトシト降ってるし、風は昨夜よりも強くなっている。
登山道の偵察に出ようと準備をしていたけれど、少し様子を見ることにした。
雨が上がってからと思ったけれど、いつまで経っても上がりそうもないので合羽を羽織って小屋を出た。
信州側の麓になる南相木村に住むガイドさんに電話したら雨も風もなく穏やかだと言う。
埼玉側の秩父では青空が広がっているらしい。
まあとにかく道を見てこよう。
千曲川源流。
大雨や長雨の時は標柱よりも遥か上流に移動する最初の一滴だけど、普段通り。標柱の下から流れが始まっている。
登山道は小川の様になっている箇所もあるが防水のしっかりした靴なら全く問題ない。
2000m辺りはカラマツも色付いてきた。
緑と黄色のコントラストが綺麗。
今回一番気になっていた橋。
無事だった。
どちらにしろ老朽化している。架け替えは近いうちしなくては。
約中間に位置するナメ滝。
もちろん増水はしているけど、台風の後にしては大人しめ。
そんな訳でたいした影響もなかった様子。
いや、本当に良かった。
天気はイマイチだけど、ホッとして気分も幾分晴れやかに。
1700m辺りの色付きが目を引く。
色付き始めたカラマツが覆う対岸の山肌。
あと10日もすれば信州側登山口、毛木平周辺はこのカラマツの黄葉で黄金色になる。
今回の台風も前回同様呆気ない通過だった。しかし地域によって怪我をされた方、亡くなられた方もいる。
人間がピッタリ予測することなど不可能だしできてたまるかっ。
これからもナメる事なく、お天道様に、山に謙虚に向き合いたい。
明日の晩からも雨の予報だけど、タップリ水を含んだ山は多少の雨でも水が増える。
路肩も大分緩んでいる。
登山を計画される方は十分ご注意を。
あなたにおススメの記事
関連記事