《楽器を直そう》fender ストラトキャスター 1
永いこと楽器は弾いていますが、ずぼらなもんでメンテナンスはあまりしない私。
大概、「ああ、ひどい状態になったなあ」で、ようやく知り合いの楽器修理屋さんに持ち込む。
「よくここまで何もしなかったねえ」と失笑され、恥ずかしくなる訳です。
割と高価な楽器だし、下手にいじって調子がさらに悪くなったら嫌だし、お金はかかるけどプロに頼んだ方が間違い無いし。
そんな私ですが、ここ最近自分で出来そうなことは自分で直してみようと思い立ちました。
今更ですが。
今回は、以前から調子の悪い、私の所有唯一のエレキギターを手始めに。
最近では年に1〜2回有るか無いかの出番の「fender USA custom shop '57 stratocaster」。
25年前に、月1万円の30回払いで思い切って購入したエレキギター。
アコギに持ち替える前までのバンド時代、ずうっとこれを弾いていました。
最近は人のバックでたまに弾く程度。
調子の悪い箇所は、
微妙にチューニングが合わず、よく狂う。
センターピックアップが鳴らない。
等。
まずは弦高調整とピッチの調整。
おお!
ブリッジのコマが腐ってる!
てか、汚ねええ!
知ってたけどね。
弦高調整の六角レンチも入らないくらい、なんか詰まってる!
おお!
ピッチ調整のビスも錆びている!
知ってたけどね。
「お前本当に楽器弾きか!」
と怒られそう。
で、ネットで探してみた。
へえ、売ってるんだねえ、こういうパーツ。
初めて買った。
基本、人任せ、プロ任せでしたから。
錆び付いたビスに難渋しながら交換。
きったねえ!
わたしの25年の手垢がしっかり付いたコマから新品に。
おお!
きれいだ!
新品みたいだ!
で、十数年ぶりのピッチと弦高の調整。
ほぼ忘れかけていたけど、じっくりとやってみる。
出来た!
おお!
ワシにも出来たぞ!
アンプに繋いで音を出した。
バッチリ!
わー嬉しい!
チューニングの暴れも解消して気持ちいい!
よーし!
この調子でセンターピックアップの様子も見ちゃうぞ!
この勢いなら直せるかも!
と、初めてピックガードを外してみた。
ほーう。
へーえ。
ははーん。
また閉じた。
ダメだ、配線とかわからねえ!
直してもライブの出番予定のないストラト修理に夢中です。
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