初ボッカ 千曲の道

きーちゃん

2015年04月28日 11:01

小屋の中も外も、とりあえず落ち着いたので昨日、今シーズン初ボッカに行ってきました。
んで、甲武信岳から千曲川水源のコースを歩いて来たので道の状況を書きますね。




昨日の朝はプラス3℃。

このくらいの気温でも踏み込むことはなし。
しまっていればアイゼンの爪をきかせてサクサク歩ける。





山頂までの道は半分以上雪は溶けてます。
しかし雪の箇所は凍って滑るのでアイゼンは必要。








「今シーズンもしっかりやれよ」
と富士山に言われて山頂。



陽の当たる山頂周辺は雪は無いけど、縦走路の樹林帯に入ればしっかり雪。
例年と比べれば少ないと言っても雪は雪。足元を確かめながらゆっくり下る。










千曲川水源への分岐。
ここからの斜面はいつも積雪多く、踏み抜きに気を付けたいところ。
国師岳方面のトレースは僅かにあるだけ。








千曲川水源。
50cmくらいの雪。












水源あたりも流れが見えてきている。














ズコッと踏み込むとこんなに深く。
引き抜くのに体力使うし怪我の元。








ナメ滝。
土が出ている箇所も増えてきているけどまだアイゼンは外せない。


ナメ滝過ぎてしばらく行くとやっとアイゼン外せる路面になる。






ここから一気にポカポカ空気を感じながら歩きました。








馬酔木(あせび)も咲いていた。







毛木平付近でカモシカにあった。
写真は撮れなかった。
昔は小屋の周りでよく見かけたカモシカも、鹿に縄張りを追われたか麓で見かける事が多くなった。元気ならばそれで良し。







カラマツの芽吹きもあと少しかな。


この日の川上村の気温は20℃。

里も季節がしっかり動いています。

買い物済ませ、荷を背負って登り返し。
暑い。
半袖で歩きました。




このゴールデンウィーク、天気良いみたい。

雪解けも勢い増しています。
が、朝晩はまだマイナスになる日も普通。
下界が初夏の陽気だと軽装になりがちですが、絶対に舐めてはダメ。

アイゼン、スパッツはもちろん、日帰りでも念の為の防寒着、ヘッドライト、非常食、ツェルト、カッパは持ってきて。
この界隈で遭難が起こるのはいつもGW前後。
最近は山を軽装で駆け抜けるトレイルランが流行っているとか。
同時に遭難も増えた。
登山、と言うかわからないけど、山を楽しむスタイルはそれぞれ。
でも、街とは違う危険があるのは当然。
どんなに頑張っても山の自然は優しくしてはくれない。そこに流れたいるだけ。

どうか、他の山域も含めて残念な遭難が起きませんように。



今朝の気温は0℃。


快晴。








あなたにおススメの記事
関連記事