豪華伊豆旅行【食事は計画的に】

きーちゃん

2011年01月23日 12:17

先日、車を借りて伊豆へ行ってきました。

性分的には南の国より雪国が合う様な男ですが、こう毎日毎日寒くては暖かい所へ移動したくもなります。まったく。
今回は、駅で寝たり、コンロ持参で自炊したり、いつもの様なケチケチ旅行ではなく、宿の布団にくるまり、宿飯を食い、道中腹が減れば門構えそそる食事処に気ままに入り、臆する事無く一番旨そうなものを食う!
たまに目にする12チャンネルテレビ東京を地でいく様な『超絶グルメ贅沢伊豆旅行』な訳です。


発つ日の朝飯から贅沢しよう。
ちまちま家で済まさず、高速のパーキングエリアで蕎麦を食べたい!もうそれだけでワクワクでした。
が、いつもの癖で「明日の為に」と前夜におむすびを大量に作ってしまいました・・・。

これがいけなかった!


朝日眩しい中、東名高速目指して車を走らせます。
動き始めた胃袋。昨晩こさえたおむすびを頬張ります。
我ながら旨いおむすびを作ったもんだとパクパク。
これがいけませんでした。

高速PAで立ち食い蕎麦を食べる!これ絶対!

おむすびで満たせれたお腹ですがグルメ贅沢超絶旅なので無理にお蕎麦を食べました。
これがダメでした。

腹ごなしにアクセルを踏み込みます。

快晴の伊豆。しかし例年と比べやはり寒いそうです。

車は西伊豆へ。

土肥温泉では高校1年生の時に仲間と埼玉から自転車で遊びに来た時のキャンプ場が健在。

最近のオートキャパーは敬遠しそうな素晴らしい『さざなみキャンプ場』。
25年前ですが・・・

一応やっている様でした。懐かしかったですが記憶にはあまり残っていませんでした。

土肥温泉から南下した恋人岬。

あまり近づきたくないネーミングでしたが・・・。富士山は相変わらずお美しい。

良い事もありました。

わーい!お金だ〜!お金が落ちてる〜!日本人は何処にでもお賽銭を投げて帰りますね。


寒いとは言っても南の国伊豆。

温かい気持ちにまります。

いやあ〜、思わずキレイ!とつぶやいてしまいます。

伊豆半島では一番乗りの土肥桜。三分咲きくらい。
例年にない寒さ、霜にでもやられたのか、花びらが茶色く焼けている花も目立ちました。

しかし伊豆にはたくさんあるのね・・・桜。

一年のうちの数週間だけの儚い雅な花かと思っていました。


さて、お昼も廻りました。
お腹は全く空きませんが、門構えそそる旨そうな店に気ままに入らなくてはなりません。

車を更に南下。

手持ちの「ツーリングマップル」に記載の食堂を目指しましたが残念ながら定休日。
途方にくれ、路地をヨロヨロ走っている所にこじんまりした飯屋を見つけました。

探しまわるのも億劫なので躊躇なく入店。

海岸沿いの食堂といった落ち着いた雰囲気の店内に、プロレスラー武藤敬司氏のポスターが何枚も・・・。
気になりましたがうっかり聞いてプロレス談義になっても話について行く自信が無いので眺めるだけに。

で肝心のメニュー。



だけ。

ん〜・・・・。しかもその日その日のマスター気まぐれ料理らしい・・・。

チキンカレーはこの際は無視して・・・。

つる、かめ、ことぶき、と1000円から2000円の三種。

お腹も空いていないし、つるの1000円でお茶を濁してとっとと店を出たい気持ちもありで。
しかし贅沢もしたいし・・・で「かめ!」となりました。1500円也。


優しそうな女将さんと、板の中にはスキンヘッドにあご髭蓄えた武藤敬司似のマスター。

んで、出てきた御膳。



お造り含めて『豪華!』な食材はありませんが、一品一品丁寧で素朴な味。
体が喜ろこぶ食事でした。
うん!旨かった!

完食。満足して店を出ました。
しかしお腹はパンパン。

よく『食べ歩き、グルメな旅』と聞きますが、そんな人達は何件の店に入り、何を食べて、全て残さずに食べているのかなあ?
このとき私はすでに食い物への執着は消えていました。

そして夕食が豪華と聞いた今夜の宿を目指して更に車を南下させました。


つづく

追記

お昼に入ったお店、宇久須の『のんびりじゃ』良い店でした。

あと、恋人岬の賽銭泥棒、マネだけですから。でも、置く方もどうかしている様に思えるんだけどなあ〜、裸で置いてあるし。よし、次ぎに行ったら持って帰ろう!

あなたにおススメの記事
関連記事