苦手だ、子供

きーちゃん

2012年02月22日 23:48

先日までのうんざりするほどの寒さから幾分春を感じる今週。

毎日現場まで愛車カブで走ると芯から冷えます。


だから、少しでも寒さ和らぐと嬉しい気持ちになります。チビッコ時代から去年まで春という季節が大嫌いだった私なのに。


そんな今日のお昼。

現場脇の広い公園で一人お弁当をひろげていました。

向こうの方では幼稚園のお昼休みでしょうか、小さな子供たちが元気に遊んでます。みんな春の陽気に心踊らせて弾んでいる様です。

(イヤだ…)


私は子供が苦手です。


特に集団でいる子供は、チンピラに絡まれることと同じくらい嫌です。


なので、極力チビッコから離れた小さな芝生でお弁当を突っついていました。

離れたところで聞こえるチビッコたちの楽しい叫び声は、どこか懐かしい気持ちにもなります。
昔の長屋はガキの声が賑やかでよぉ…。←長屋住まい経験なし。


そんな事を、遠い目をしながら想っていましたら

「あっ、おじさんがいる」
「本当だ」

「なにしてんの?」

「ケケケっー」



気付いたら、3〜5歳のチビッコ10人位にすっかり囲まれていました。

まるでドバトの様です。


大人ぶってニコヤかに

「こんにちは」

と言ったら


「こんにちはー」

「こんにちはー」

「こんにちはー」

「こんちくわー」

「こんちくわー」

「こんちくわー」

「こんちくわー」


と、堰をきったように叫びながら詰め寄ってきます。

もうダメだ!と思い、無視してお弁当を頬張っていました。

「バカバカ〜」

「ちくわ〜」

「何で食べてるの?」

「あわあわあわ〜」

「俺が一番だもん!」

「ゲキャー」

「何でタオル頭に巻いてるの」

「うんち〜」



オールシカトです。
このままいくとカツアゲされるかも、と覚悟したころに

「ご飯を食べている人の邪魔してはいけません!」

と保育士さんらしき女性が登場。


ワタシは貴女とだけ話したかった…。二人で…。




『台所に春』北爪清史

すーさんが先日のライブをアップしてくれました。

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