そば屋へ行こう【丸政 長坂駅前店】

きーちゃん

2016年11月16日 18:33

ブログの更新も久々ながら、そば屋へ行こうの更新も更に久々。
蕎麦は好きだけど高いところには入られないし外食自体あまりしない。
自分で打った蕎麦か、大好きは茨城の友人「蕎麦せん」へ行くか、立ち食いにたまに入るか。

最近の行動パターンでは目新しい立ち食いもなく、その代わりスーパーで安い茹で蕎麦を買って自宅で立ち食い蕎麦の気分を満喫する機会が増えた。もちろん立って食べるのさ。


実は来年3月に山梨に引っ越すこととなった。
最寄駅は中央本線の長坂駅か小海線の甲斐小泉駅。
駅からほんの徒歩1時間半くらいだが、一応駅前の飲み屋等を事前に調べておかなくてはならない。

ふらっと長坂駅前へ行って見たが、やはり下調べする程でもなくな〜んなもない駅前だった。
ちょっとそそられる食堂を見つけた。


いつになるかはわからないが、のれんをくぐりたい雰囲気だ。

ぐるりと見渡して目に飛び込んだのが立ち食い蕎麦風な店。


垢抜けない駅に(失礼)、やたら垢抜けたチープな雰囲気に心鷲掴み。

「立ち蕎麦でも外食なんてしてはダメよ!」と心の天使が囁いたけど、これから全く知らない土地に住むのに最寄の駅の立ち食いそばの味も知らないで、どうして生活できようか。

店の前に来てお品書きを眺める。


よかった。間違いなく俺が入っていい店だった。


店の中はエル字のカウンターのみで全て椅子がある。
ここが混む時間帯はあるのだろうか?
いつでもゆっくり食べられそうだ。



カウンターの上には嬉しい事に揚げ玉がある。
よし!

改めてお品書きを。



どうやらここの店のウリは山賊揚げらしい。要は鳥肉の唐揚げ。

コラチャーやらジン唐やら、よくわからないものもある。
そそられる。
が、わたしはつまらない男なので、普通にかけ蕎麦だ。
揚げ玉が入れ放題ならそれしかない。


電車が到着したてなのか、地元民ではない女性2人がいる。
そのお二人の注文した次が、わたしのかけ蕎麦なのだが、駅蕎麦の回転の良い店なら1分としないで「へいお待ち」と出てくるが、結構待たされた。
素晴らしく手際の悪いおばさまが1人で動いていたけど、長坂時間はこんなものだろう。お地蔵さんになったつもりで待っていた。




久々の蕎麦写真、しかも恥ずかしいのでこっそりシャッターを切っていたらブレてしまった。


疎らな太さに田舎蕎麦風に黒っぽく製造された袋入り茹で蕎麦。
蕎麦自体の味など求めてはならない。
まあ汁だな、ツユ。

関東の濃口醤油の黒い汁よりはるかに薄い色。関東の薄口醤油よりもしっかり濃い色。
中央道のパーキングで多く見られるどっちつかずの嫌なタイプ。

しかし飲んで見たらお出汁の味がしっかり利いて旨い!
飛び上がるほどでもないけど、うん、旨い。

先客女性2人は山菜そばをご注文。
チュルチュル食べながら「ホッとする味だね」と言っている。
立ち食いがホッとするなんて、海外から帰って来たばかりの人たちかもしれない。

こちらは最寄の駅蕎麦が如何なものかで必死であるし、久しぶりの初めて入る店。
ぬるかったけど、美味くてよかった。
ぬるいおかげで待たされた時間より早く食べ終わって店を出た。


満足。


しかし、ここに住むけど、電車を使うことはまずないな。



追記
丸政は山梨県人には有名らしく、または山が好きな人なら小淵沢駅の改札横の立ち食い蕎麦をご存知でしょう。そこも丸政みたいよ。
甲府にもあり、最近はなんと埼玉の鶴ヶ島に出店したそうな。

そしてこれ。


大盛り無料は素晴らしい。今度はメシ抜いて来よう。
そして「そば」「うどん」「黄そば」。
黄そば?
そう、中華麺らしい。

ううう。

これはまた行かなくてはならないじゃないか!
楽しみが増えてよかった。







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