あら川

きーちゃん

2013年04月15日 21:30

お酒は好きで毎日飲んでいますが、先日に久しぶりに訪れた懐かしい場所で、懐かしいお酒に再会しました。
23歳から小屋に入った30歳まで暮らしていた埼玉県越谷市。
先日友人を訪ねて久しぶりに越谷に行ったのですが、道中以前住んでいたアパート付近を軽く見て周りました。

変わらぬ町並み。
いつもいつも同じ酒屋に通い、いつもいつも同じ酒を買っては一升瓶を落とさぬように抱いて帰っていました。懐かしい。

「あの酒屋はまだあるかな」

「あの酒はまだ有るかな」


で、ありました。

店も酒も。


それがこれ。



元荒川沿いの地にしてこの銘柄。
しかも値段は千円しません。
安酒とはいえコンビニ等で幅をきかすピンとかパンとかポンと違いアルコール度はしっかり15〜16度。
芳醇な香りが好みの方にはちょっと敬遠されそうですが、日本酒好きの方、「昔でいうと二級酒が好きでさあ」という方には気に入ってもらえるしっかりとした雑な味。もちろん値段も考慮の上でね。

蔵元は埼玉は幸手にある名門「石井酒造」。
しかし販売は春日部の組合から云々しているようで、お陰でこの価格、数も限られているそうな。よくわからない。

またそこに行かないと買えないのもなかなか良いよねぇ。その界隈にしか出回ってはいないはず。

酒の味はよく分からない私ですが、当時の懐かしさ、これから山に籠る寂しさで、この酒を旨いと感じているだけでは有りますまい。

今宵はこいつとカレイの煮付けでやっとります。最後の幸せ。

半分食い散らかし。




調理も片付けも私の仕事でっすから、好きにしまっす。






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