先月の休暇で初めてakiraさんと長瀞にご一緒した際、悲しいことに流れる直前我が艇「旅鴉」の空気漏れ。
初対面にも関わらず快く車に積んであるセビラーSK200DSを貸してくれたakiraさん。おかげで楽しく一緒に流れる事が出来ました。
で、遅くなりましたがその時の症状を書きたいと思います。
「アワーズ旅鴉タンデム」は、インナーチューブとアウターチューブの二重構造。
サイドチューブとフロアーチューブのにあるファスナーを開くと白モツの様なインナーが出てきます。
このインナー、見た目決して丈夫そうには見えずいささか心もとない感は否めません。
が、それがダッキーの中ではヘビー級的な旅鴉の自重を16キロまで抑えている訳でしょう。
(実際計りましたら15.8キロ、シート等含まず)
先月の空気漏れは右サイドチューブのバルブの所。
バルブの所は、補強の為ドーナツ状のアウター生地が、アウター内側、インナー外側、インナー内側、と三枚サンドされてバルブがセット出来ています。
そのドーナツ状の生地が接着されている箇所のインナーが、何かのストレスで5mmほど裂けていました。
ピンポイントで堅いバルブに柔い素材のビニールを引っ張ればまあ起こり得ることでしょうね。
10cmπくらいの丸い生地ににバルブサイズの穴が開いた補強生地。それが全ての面、接着されているのではなく、内側から10mm程度。そのキワが裂けていましたので、ガムテープの応急処置は無理。帰宅して、未接着のドーナツ補強生地部分に付属の接着材を流し込みそっとしておいただけの修理でした。
24時間後、膨らませて半日置き、次の日流れましたが問題はありませんでした。
考えられる原因は、運搬時だろうと思います。車持ちでない私は120Lのカバンになるべくコンパクトに艇を入れ、ジョンやPFDやシューズ等入れて持ち歩きます。
(もちろんバルブが上になる様に入れますが)
その時にインナーにストレスが掛かったのではと思います。
でも、これで裂けていたら、私川に行けませんよぉ(;_;)。
この鴉くんの弱点とも言えるバルブ箇所の補強は、付属のインナー素材生地でバブル付近を接着材で二重にする等ありますが、私は今の所していません。
柔いインナーですが、丈夫な素材のアウターに包まれていればファスナー開閉時に引っ掛けて破く等なければ滅多なことではバルブ付近以外では穴が開くことはないと思います。
と、思っていました…。
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